そこからレストランの階へエスカレーターで移動する時に、私らの前に妊婦さんと、
その旦那さんと思われる２人が乗ってきて、こんな会話をしていた。
(店内放送があったので、結構大きい声で話してた。)
多分、この人らもプラモ売り場の光景を見てたんだと思う内容。

【旦那主張】
旦「さっきの見て思うんだけど、俺さ、将来子供がどういう忄生格に育つかわかんねぇと思うんだず。
…まぁ可能忄生？っていうの？、それあるかもしんねのに、
『またすぐ飽きるから』『ちゃんと片付けないから』って先読みして、決めつけて叱るのどうかと思うんだず。
やりたい事あんなら、もっと伸ばしてやらねど。」

旦「親だって、その子自身じゃねぇわけだから、
もしかしたら片付けたり、ちゃんと完成させるかもしんないべよ。」

(続きます)

【妊婦(嫁)主張】
嫁「…あんね、自分の小っせぇ時の事考えてみっだらわがるべ。(´･ω･`)」
嫁「父ちゃんの遺伝子半分と、母ちゃんの遺伝子半分と、その情報で子供の脳みそ作られんだべ。
例えばこの腹の子だって、飽きっぽい貴方の遺伝子と、冷めやすい私の遺伝子で、
脳みそ作られてんだずよ。お互いの半分こずつの分身が子供なわげだ。」

嫁「私や貴方の半分ずつがそこにいて、『飽きない』って何故言い切れんなだww
貴方だってクリスマスに自腹で買ったガンプラ半分も作ってねぇべ。」
嫁「やりたい事伸ばすのもいいけど、まず躾やルールって言うもんがあんだず。
出したら片付けろなんて、いちいちガッコで教えねべ？
それで、いつか将来恥ずかしい思いすんのは子供だずよ？(´･ω･`)」
(続きます)

【妊婦(嫁)主張】※だんだん怒ってきたらしい。

嫁「あとな、貴方だって『まだまだ作っから作っから』っていって、
こたつの上さ箱も道具も出しっぱなし、休みに作っかと思ってたら、
男友達と一日中遊びまわって、またガンプラ買ってきたでさ。」

嫁「お客さん来てもみっともねぇし、足の踏み場もねぇから片付けようとすっと、
『作ってる途中だから触るな』って、いつ完成すんなだず？
貴方がﾀﾋぬ頃まで待てばいいなだが？(´･ω･`)」

嫁「大概にして、足の踏み場くらい作って(片付けて)もらわねど、ガンプラ燃えねゴミさ捨てっからね？」

嫁「そんな貴方の子っこが、今腹さいるんだずよ？わかるべ？(´･ω･`)」

旦「……えと、悪かったず、ゴメンナサイ。(´A` )」


そして、その人たちの後ろの位置にいたこっちのダンナも「なるほど」って呟いてた。
こっちのダンナ曰く、「なんか凄い納得した。説明より納得したずw」だそうだ。

話が漫才みたいにテンポ良かったのが、あまりにも印象的だったゆえに、
(いい夫婦なんだなぁ、と思った)
私は、あの時の旦那さんがちゃんと片付けたのか、
ガンプラ捨てられたのかが、ちょっと気になっている今。

オチが良かったw
「以上、テンポの良い面白い会話の詳細な描写でした！」

>>15-17
スレ汚し長々すみません。
その時の目の前にいた夫婦から聞こえてきた会話がテンポ良く…
…と言うか、旦那さんの方が一方的にツッコミうけてたというか、微笑ましかったので。
文章では伝わりにくいですね。

方言にしたのは、わざとです。
「思うんだ」「～するかもしんねぇだろ！」とか、「みっともないじゃない！」「片付けなさいよ！」みたいな。
(杀殳伐とはしてないです)
まんまでもアレかなー？と、フィクション入れるつもりで、
わざと故郷の方言に置き換えました、…が余計わかりにくかったですね。ROM戻ります。