697 :名無しさん@おーぷん 2015/08/11(火) 02:10:08 ID:5C9
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大学時代あった出来事をフェイクいれつつ書きます。長くなったので四分割します。はじめての書き込みなので読みにくかったらすみません。

登場人物
自分:サークルで幹部をしていた。
A子:サークルの飲み会でお金をなくした。
B子:飲み会の主催者。
C男:A子の彼氏であり、自分の前の代の幹部だった。

A子と自分はもともと友達で、とある日のサークルの飲み会でも仲良く話していた。
その飲み会では、荷物を飲み会会場の隣の部屋(荷物の出し入れが頻繁に行われていたので、鍵がかかっていない)においていた。

その飲み会の2日後に、A子から自分に連絡がきた。
A子「今日財布の中身を確認してみたら、飲み会のときにあった一万円札がなくなっている。どうしよう。」
私「それは大変だ。飲み会のとき荷物を置いていた部屋の近くにいた人にきいてみよう。一応メーリスを流して探してみる?」
A子「もしかしたら盗まれたのかもしれない。大事にしたくないからメーリスは流さないでほしいな…。」
698 :名無しさん@おーぷん 2015/08/11(火) 02:10:27 ID:5C9
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荷物を置いていたところに鍵がかかってなかったのは不用心だったなと思い返し、飲み会幹事は貴重品の管理について注意するべきだったなあとそのとき思った。

自分が主催した飲み会ではなかったけれど、最初に自分に連絡がきたのは、A子の友達兼サークルの幹部だからかなあと思いつつ、飲み会のとき荷物を置いていた部屋の近くで飲んでいたサークル員に話をきいてみたところ、なにも手がかりは得られなかった。
また、その飲み会会場に電話して確認をしたが、お金の忘れ物はなかった。

自分「かくかくしかじかできいてみたのだけれど、なにも手がかりはなかった…。力になれなくてごめんね。」
A子「おけです」

ここでA子はそっけない返しをしていたのが気になったが、これ以上A子はなにも言わないので、可哀想だけれども、A子はこの件に関してこの報告で納得できたのかと思った。

そしてその後、貴重品の管理の呼びかけはしたほうがいいよとB子には伝え、貴重品の管理についての注意喚起メーリスを流した。
A子が大事にしたくないと言っていたので、このメーリスは事件があったことは伏せていた。
699 :名無しさん@おーぷん 2015/08/11(火) 02:11:55 ID:5C9
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しかし、その2週間後、またA子から自分に連絡がきた。
A子「私は2週間ずっと待ってるのに、なんで幹部は盗難事件について犯人探しをしてくれないの!?あと、普通サークルでものがなくなったら、幹部が責任をとって弁償すべきだと思うんだけど!!」

自分(え??犯人探し???しかも盗まれたかもしれないってA子が言ってたのが完全に盗難事件になってる?)
あまりにA子が激昂するので戸惑いながら、幹部内で相談をした結果、以下のようになった。
まず、貴重品管理の注意喚起もせず、荷物置き場に鍵がかかっていなかったことは落ち度であるので、その件は幹部から丁重に謝ることにした。

しかし、以下の2点の理由から、幹部から弁償金は払えないという主張をした。

・お財布から一万円がなくなったことに気づいたのが二日後であり飲み会でなくしたことは立証できないこと。
・立証できていないのに1回弁償金を払ってしまったら、次に同じようなことが起きたとき、たとえ紛失の狂言が行われていたとしても、サークル会費から弁償金を払わなければいけなくなること。

犯人探しは、彼女の気がすむなら…と思い、3日間かけて10人以上から証言を収集したが、誰も手がかりは持っていなかった。その結果を文書にまとめて、彼女に送った。
700 :名無しさん@おーぷん 2015/08/11(火) 02:12:11 ID:5C9
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しかし、彼女は弁償金が払われなかったのが納得できないようで、周りの人間に
「自分は飲み会でお金を盗まれたのに幹部はなにも対応してくれなかった。」
「企業とかでも一回預かった荷物は管理するのが当然。その上で紛失したならば、幹部が弁償するのも当然だ。」
ということを言っていた。
しかし、同時に
「私体弱いから警察に盗難届けは出しにいけない」
などど、言っていた。

その後、一ヶ月間、四回ほどメールのやりとりをしたが、こちらの意見も向こうの意見も変わらなかった。

しばらくたったあと、サークルの元幹部のC男が、自分たち幹部に向かって「A子に一万円を払ってくれないか」といってきた。
C男はA子と付き合っていたので、彼女であるA子の主張を尊重したのだろうが、いくら元幹部でもその要求をのむことは苦しい、と自分たちはお断りをした。

その後、数ヶ月たったあとにもA子の”幹部が盗難を隠蔽した話”(この時点でここまで事実と変わった話となっていた)を信じた子が事件を起こしたりして、当時は修羅場だった。

この事件から1年後でも、A子はこの件について”弁償すべきだ”とSNSで言っていた。

貴重品管理の呼びかけをしなかったこと、荷物置き場に鍵がかかっていなかったことは完全なる落ち度だったと反省する点もあるが、意見がころころ変わるA子にふりまわされて個人的にすごく疲れた案件だった。
当然そのあと、A子とは友達としての交流はなくなった。
701 :名無しさん@おーぷん 2015/08/11(火) 02:20:39 ID:F7O
一万ぽっちで大事だな
財布はちゃんと持ってないと